安全性を最優先した二重構造設計
『電気絶縁層では作業しない』という発想

「電気絶縁の安全性を維持するためには、電気絶縁層を傷つけてはいけない。」
これを達成するために、電気絶縁層の上に強靭な外層手袋を接着した二重構造化の絶縁手袋です。

電気絶縁層では作業しないというコンセプトのもと、安全性を最優先した設計です。抜群の機械的耐久性に加え、柔らかさ・指先の感覚にもこだわっています。

内層手袋(電気絶縁層)と、強靭な外層手袋の二重構造

内層手袋には、良質なポリウレタンゴム100%で継ぎ目なく成型。
外層手袋は、強靭なナイロン繊維を基布としてポリウレタンゴムを含浸させ湿式加工で成膜。さらにポリウレタンゴムでトップコーティングをしました。機械的強度に優れ、抜群の耐久性を有します。

この2つを指先部分・裾部分のみ接着した、部分接着一体成型二重構造です。

抜群の機械的耐久性を有する
指先の感覚もしっかりと

ポリウレタンをミクロ・ポーラス状(微細なスポンジのような状態)になるように染み込ませ、さらに強度の高いポリウレタンゴムをトップコートすることにより、抜群の機械的耐久性を有した外層部分となっています。
この二重構造により電気絶縁手袋としての寿命を大幅に伸ばすことができました。

また、内層・外層の接着幅を指先1～1.5cm程度とすることで、指の間接部分は接着されず、指の屈曲がしなやかです。